JISホイールの左ネジ
最近は大型トラックはISOホイールの装着率が高くなりほぼ右ネジの世界になりつつあります。
そんな中4t以下は新型リリースもJISホイールの装着でネジも車両の左右で違います。
最近は減りましたがユーザー様が自らタイヤを外すシチュエーションで左側が「締まりすぎて外れない」という事が多々ありました。
左側は逆ネジなんですね。
そこで、
見分ける方法というかナットを緩める場合、もしくは増し締めの場合にどっち方向に回すのか?
では画像を。
先ずISO。これは8穴ですが10穴も同じ。
見て欲しいのはナットではなくボルト。
見づらいですが「R」の表記、わかります?
R、即ち右。そう右ネジです。
これに対してJISでは
これはフロント
こちらはリア。
共に左側です。
そしてボルトの表記、見えますかね?「L」。
「AL」の表記が見えると思います。これはアルミホイール用でALの表記が普通に見える角度でその周りの形が「L」になってるのわかります?
左側の表記、即ち左ネジ、逆ネジです。
ここを見て確認してもらえれば緩めるにしろ増し締めするにしろ向きがわかります。
ただ2tクラスでボルトに表記が無いのも一部存在しますのでその際はタイヤ屋よりクルマ屋さんの方が解るかもしれません。
必ずご確認後に作業をお願い致します。