タイヤ屋ダーハマの知っときタイヤ?

タイヤの世界をご紹介。

タイヤの四大機能 その3

タイヤの四大機能 その3です。

今回は3の駆動力、制動力を伝えるです。

駆動力はエンジンまたは動力モーターから発生した力を路面に伝える機能。クルマがすっと前に進めるのは路面とタイヤの摩擦力が釣り合っている状態です。これがタイヤの摩擦力が少ないとタイヤは路面を蹴る事が出来ずにクルマは前には進めません。凍結路をイメージしてもらえればわかりますよね?タイヤが空転するばかりで、前には進めません。そこで各メーカーさんはクルマの特性や使用条件にあったタイヤのゴムを開発しているのでございます。

駆動力に対して摩擦力が大きくなると今度はタイヤに駆動力が負けて進み辛くなります。昨今ならば、燃費が悪化するという事になりますかね。

これと同じく制動力を伝えるもタイヤのゴムの摩擦力が影響されます。

スリップサインが出たらタイヤ交換を。というのも制動力低下が主な原因なんです。

タイヤには溝、トレッドパターンってのがありますが、タイヤがすり減って溝が浅くなると雨での排水能力が下がります。そうすれば路面とタイヤの間には水の幕が出来てしまいタイヤが路面と密着しなくなりスリップを起こしやすくなります。危険ですね。

路面に駆動力、制動力を伝えるのはタイヤのゴム性能、摩擦力で機能を果たしてます。