タイヤの使用限度
タイヤは使用していくとすり減っていきますね。
ではどこまで使えるのか?
それは「スリップサイン」が出たら使用不可、交換です。
これは道路運送車両法で、タイヤの溝の深さが1.6ミリになったら使ってはいけませんよ~!という決まりがあるからです。
なんでそんな決まりがあるん?ってのは凄く簡単に言えば、タイヤが路面に食いつかず滑って危ないから。特に雨の日。
雨の日に滑るってのはイメージ出来ると思います。これはタイヤと路面の間に水の幕ができて路面とガッツリ食いついていないからで、この水を除去するのがタイヤの溝なんですね。溝が深ければその分多く水を排出しますので路面との接点が増える感じですかね。
それと、スリップサインの出たタイヤで走行してた場合、最悪は整備不良で道路交通法の違反で二点の減点、普通車9000円、大型12000円の罰金となりますので覚えておいてください。
それではスリップサイン、どこですか~?ってなりますよね。こちらです↓
わかります?溝の中の小さい四角もの。これです。これはタイヤの数ヶ所しかないので、探すのがたいへんですから・・
タイヤの横。このような三角マークがあります。これは全メーカー共通でタイヤの横に数ヶ所あります。その延長上にスリップサインはございます。
これは使用過程の様子。この状態ならまだ使えます。
ただ他要因でもタイヤはスリップしたりしますのでその際はこの使用限度ではなく交換をお勧めいたします。
これは使用限度の画像。スリップサイン、出てますよね。
このスリップサインは一カ所でもこの様な状態ならば使用不可です。
ご注意を。
今回はスリップサインでの使用不可を紹介しましたが、これ以外にも使用不可、使用限度がありますのでそれはまたの機会にご紹介いたします。