ハブボルトは・・・
ハブボルトはきれ~にして締め付け作業しとります。
これは錆びや、汚れ、或いは塗膜によってスムーズにナットが回らない為に「軸力」が確保出来ない事を防止するため。
軸力とはボルトが僅かに伸びて対象物を締め付ける力の事。
実はトルクレンチ等でトルク管理したとしても、ボルトの汚れ等でナットがスムーズに回らず軸力が喰われてるが、トルク管理は出来てますって事が考えられるので、極力リスクは排除したいです。
そんなに酷くはないですが、ボルトが白い付着物でナットはスムーズにまわりません。
そこで
このような「ボルトクリーナー」を使用してネジ部分を清掃します。
画像では分かりづらいですがこれでナットはスムーズに回ります。
このあとボルトの目視点検で傷や伸びが無ければ、オイルを薄く塗布して、締め付けます。
ここまでやってもやはり初期馴染みは出ますので必ず50~100キロ程度走ったら増し締めの実施をお願いします。